ラグビーは紳士のスポーツといわれ、試合終了はノーサイドと呼ばれています。戦いが終われば敵味方、勝者も敗者もなく、お互いの健闘をたたえ合う精神をモットーにしているスポーツです。
日本でも2015年にイギリスで開催されたワールドカップでの活躍でラグビー熱が高まって来ています。海外人気が高いラグビーリーグには、ラグビー発祥の地イギリスで開催されているプレミアシップ、フランスで開催されているフランス選手権トップ14、2001年に新しく創設された複数国開催型のプロ12、この三つがヨーロッパ三大リーグと称されています。
もう一つ忘れてはならないのが、世界最高峰のリーグと称されているスーパーラグビーで、ニュージーランド、オーストラリア、南アフリカ共和国、アルゼンチン、日本の5か国で編成されていて2月から七月までに渡り頂点を目指した熱い戦いが繰り広げられます。
ルールは慣れないと理解しにくいですが、基本的には神取合戦で、一つの楕円形のボールを奪い合い、ボールを持って敵の陣地(インゴールと呼ばれるスペース)にトライして得点を競うというゲームです。
ボールの扱い方には、パス(後方のプレーヤーにのみ可能)、キック、持って走るの3通りです。したがってパスだけでは前進できませんので、最終的には持って走るか、キックで得点を獲得することになります。基本的なルールさえ理解していれば試合観戦もより楽しめます。