近年、人気があるスポーツの一つが「フットサル」です。サッカーと似ていますが、それよりも取っ付きやすく、「いつでも・誰でも・どこでも」楽しめるスポーツとさえいわれています。
もちろん、やったことがない人からすると「難しそう」というイメージがあると思いますが、サッカーをやったことがなくても、十分楽しむことができます。むしろ、サッカーよりも楽しいスポーツとさえいえます。その大きな理由は、ボールにあります。
サッカーで使われているのは直径が22cmの「5号球」ですが、フットサルで使われているのは直径が20.5cmの「4号球」です。つまり、1.5cm小さいボールを使っているということです。
これでどのような影響があるのかというと、まず「重量」。5号球は425gですが、4号球は430gです。普通に考えると、大きいボールの方が重量はありますが、この場合は逆になっています。
それにより、どのような影響があるのかというと、「バウンド」です。二つのボールを同時に落としてみると、4号球はあまりバウンドしません。バウンドしにくいということは、ボールを止めやすいということです。
初めての人が最も緊張する「ボールを止める」ということがしやすいので、フットサルは取っ付きやすいスポーツだといえるのです。